ミニトマトを挿し木で増やす
今年は人気のミニトマト「アイコ」の黄色バージョンである「イエローアイコ」の栽培をしています。摘心したり、わき芽かきを行った枝を使って挿し木を行い、苗を増やしました。
ミニトマトの増やし方は、水切れに気をつけることでとても簡単にできると思います。
挿し芽に適した時期
挿し芽する時期は暖かくなってからで、気温が高いほうが適していて発根が早いようです。気温が高い時期ならいつでもいいと言ってもいいくらい、いつでも発根します。
わき芽かきを行ったわき芽を挿し芽(挿し木)
今回行った挿し木の方法は、枝を土に挿しこむというごく簡単な方法。
バラの挿し木などでは、水挿しを行いペットボトルやコップなどで発根させてから移植するほうが成功率が高いですが、ミニトマトの場合は気温の高い時期なら土が乾き過ぎないような場所の土に挿しておくだけでも容易に成功するようです。食べ物なのでルートンなども使わずです。
挿し木に適した条件 – ミニトマトの挿し芽
成功させるためのコツとしては
・プランターに挿し木する場合、乾燥しすぎないように気をつける
(設置場所が乾燥しやすい場所だったり、乾きやすい土を使っている場合には、萎れてしまうことを避けるために鉢受け皿に水を張って、そこに挿し芽をしたポットを漬けて置けばいいと思います。)
・枝の半分くらいの長さの部分を土に埋めました
・土の中に埋まりそうな部分の葉はすべて取りました
(今回、10cm-20cm程度の長さの枝を10本ほど土に挿し木してみましたがどれも根が出て挿し木成功!)
挿し木する場所は直射日光でやられないように、日陰のほういいのかと思っていましたが梅雨で曇り空、雨の多い時期だったためか日が良く当たる場所のほうが発根が早くしっかりした新芽がでてきています。
梅雨明けしたらプランターは乾きやすくなるので日陰じゃないと萎れてしまいそうな気もしますが、葉をたくさん残しておいて、水の吸い上げが追いつかなくなるということがなければ良さそうです。
今回ミニトマトを挿し木してみましたがトマトは生命力が強そうです。簡単に苗が増えるので植える場所をどうしたらいいのか困ることに・・・
でもたくさん収穫できたら楽しそうなので、そんなに迷わずにプランターを増設しちゃうことになります。
挿し芽に適した部位 – ミニトマトの挿し木
10cm-20cmほどで長さも太さも違う枝を使いましたが、その後の成長を見る限り挿し木に使う枝は長さよりも太さが大事な要素で、細い枝より太い枝のほうが良いように思います。
しかし、わき芽かきが遅れて長く伸びてしまった枝の硬くて太い部分はあまりよくないように思います。(少し発根が遅い?)
太くて元気の良さそうな脇芽が出てきたら挿し木で良い挿し木苗を作るチャンス!でしょう。
・細い枝より太い枝
・古い枝より新しい枝
が挿し木に適していると思いました。
ミニトマトを挿し木する時期は5月あたりから6月、7月など、何時でも良さそうです。
根が出てくると何か嬉しいので、しばらくわき芽かきするたびに挿し芽していましたが、水やりを忘れたプランターが乾いてしまって枯れたのが1本あるだけで他はすべて成功という結果になりました。