アルハイゼンは、元素スキルや元素爆発、固有天賦などの説明文も長くて複雑そうに見えますが、実際のところ使い方はワンパターンなので、使ってみればすごく簡単です。
ある程度、アルハイゼンというキャラの特徴を把握することは性能を活かすために必要ですが、激化という元素反応は反応を起こすタイミングなどはそれほど気にする必要が無いタイプなので、キャラのコントロールに専念することができるという点で強さを発揮させやすいという良さがあります。*琢光鏡の読み方は「たくこうきょう」です。
琢光鏡3枚光幕攻撃の1パターンだけ覚える強い戦い方
元素爆発を使った後、すぐに元素スキルを使う。後はほぼ通常攻撃を繰り返すだけ。
アルハイゼンは琢光鏡を所持している枚数によって与えるダメージが変化していきます。一見複雑なキャラクター操作で琢光鏡の枚数を管理がすることが必要そうに見えて、戦い方としては1種類だけ覚えておけば強く使えるキャラなので、使いやすいと思います。(ここでは無凸のアルハイゼンを前提にしています。)
どうして元素爆発を最初に使うのか、何故すぐに元素スキルを使うのかという理由は琢光鏡を獲得する手段と、消失する時間が決まっているからということになります。
パーティの他のキャラも元素スキルを使っていくので、その中でアルハイゼンが最大限強くなる出場時間、攻撃パターンはほぼ決まってきます。
以下に理屈を書いていきますが、「元素爆発から、すぐに元素スキル、そして通常攻撃!」とわかったら一生懸命読まなくてもいいと思います。基本となるパターンがわかっていれば、プレーする中で少し違った形に応用することもできるでしょう。
琢光鏡を増やす方法 – 3種類
まず琢光鏡を得る方法は3種類あります。その3種類の獲得方法で琢光鏡が3枚ある状態をコントロールします。
元素スキルを使う 0から2枚
元素スキルを使うことで琢光鏡を1枚獲得できます。0枚の状態で元素スキルを使った場合は2枚獲得できる。(元素スキルのクールタイムは18秒と長い。)
今回の強い攻撃パターンでは、0枚の状態で元素スキルを使うので2枚獲得することになります。
重撃・落下攻撃を行う +1枚
固有天賦「四因是正」によって重撃や落下攻撃を敵に当てると琢光鏡1枚獲得できる。
12秒に1回なので、この固有天賦を発動させるのは3枚から2枚になる前後のタイミングの一択だと思います。
3枚の状態で固有天賦によりもう一枚獲得した場合、固有天賦が発動したタイミングから4秒のカウントダウンが始まります。今回の攻撃パターンでは、重撃でこの固有天賦を発動させるわけです。
*琢光鏡3枚状態のまま、固有天賦を発動させても無駄になりにくい仕様になっています。
元素爆発を使う – 琢光鏡の継続時間の更新
琢光鏡が3枚ある状態で元素爆発を使うと、元素爆発のダメージは向上するけれど琢光鏡は0枚になってしまう。0枚になると通常攻撃は草元素では無くってしまうし、通常攻撃への追撃も発生しない。
琢光鏡が2枚ある状態で元素爆発を使うと、琢光鏡は1枚の状態になる。
0枚の状態で元素爆発を使うと3枚の琢光鏡を獲得できる。6凸していない場合、アルハイゼンをメインアタッカーとして使うなら元素爆発は琢光鏡を持っていないときに使うのが効率的です。
今回の攻撃パターンでは0枚の状態から元素爆発を使ってアルハイゼンの攻撃を開始するので2秒後に3枚の琢光鏡を獲得していることになります。
(実際には元素スキルで獲得した2枚の琢光鏡を持っているタイミングなので見た目には1枚増えて琢光鏡3枚の状態になり、見えない影響としてはさらに多くの琢光鏡を獲得しているので、琢光鏡の継続時間が更新されています。)
琢光鏡の継続時間を更新する – 琢光鏡3枚の時間を長くする
琢光鏡が2枚ある状態で、固有天賦の効果で1枚増やしても、4秒ごとに1枚減るタイミングは更新されない。
琢光鏡が3枚ある状態で、琢光鏡を1枚増やす動作をした場合、4枚にはならず1枚増える動作をしたタイミングからもう一度琢光鏡消失までの4秒がカウントされ始める。つまり琢光鏡の継続時間が更新されるようになっている。
アルハイゼンの出場時間とパーティの動き
琢光鏡が0枚の状態で元素爆発を使ったので、2秒後には琢光鏡を3枚獲得できる状態になっています。
それなのに琢光鏡を獲得する手段である元素スキルを、元素爆発の直後に使う理由は、アルハイゼン以外のパーティメンバーのローテーション、元素スキルを継続させるためです。
例えば、フィッシュルなら元素爆発を使ってオズの存在時間を更新する必要があります。久岐忍なら元素スキルを再使用し、雷元素を敵に付着し、激化反応を起こすために源激化状態を継続できるようにすることが求められます。
フィッシュルのオズの継続時間は10秒。(6凸していれば12秒。)
久岐忍の元素スキルである越祓雷草の輪は12秒。(2凸していれば15秒。)
つまりアルハイゼンの出場時間は10秒前後にしておかないと、他のキャラの元素スキルや元素爆発の効果が終わってしまって、アルハイゼンだけがダメージを出している状態になってしまいます。
そういうわけで琢光鏡が3枚ある時間を太く短く圧縮する、10秒前後の時間で最もアルハイゼンを強く使う方法が、元素爆発、すぐに元素スキルというものになっています。
琢光鏡 3枚の継続、更新の動き - アルハイゼンのコンボ
アルハイゼンの強い攻撃順序(コンボ)は以下のようになっています。基本的にアルハイゼンが控えから出てくるのは、久岐忍やフィッシュルなどの雷元素キャラが元素スキルを使った後になります。
元素爆発から元素スキル(短押し)。この後、通常攻撃を開始するわけですが最初の通常攻撃のときはまだ、元素スキルによって獲得した琢光鏡2枚の状態になります。
2回目の通常攻撃3回を行う頃には、元素爆発によって2秒後に獲得されることになっていた琢光鏡が追加されて、琢光鏡3層の状態になっています。
3回目の通常攻撃も琢光鏡3層の状態です。この3回目の通常攻撃の後に重撃を行うことで琢光鏡を1枚追加で獲得し、琢光鏡3層の時間を更新することができます。
そこから4回目、5回目の通常攻撃3回を行った後、他のキャラに交代することになります。この1連の攻撃を行うとおよそ10秒から11秒くらい時間が経っています。
シールドを張り直したり、他のキャラの元素スキルや元素爆発を使用して、再びアルハイゼンでアタックする準備を整えましょう。
草激化を起こしたり、琢光鏡3層状態による追撃などで火力を出しやすいの上記の攻撃コンボですが、現実のプレーでは敵を倒して移動したり、攻撃の回避を優先したりするので、何回通常攻撃を繰り返すとか覚えなくてもいいんじゃないかと思います。厳格に最後まで実行する出来る機会はあまりない。
元素爆発からすぐに元素スキル – 簡単な使い方
覚えておけばいいのは、元素爆発からすぐに元素スキル。元素スキルを使った後に、通常攻撃を何度か行った後に重撃を行う。そしてまた通常攻撃をする。攻撃秒数などは厳密に考えず、そのくらいの大雑把な理解でかなりの性能を発揮してくれるようになっていると思います。
*通常攻撃3回の後、回避(ダッシュキャンセル)を行ってもう一度通常攻撃3回と繰り返す理由は、通常攻撃4回目以降のモーションに時間がかかるから。
元素エネルギーが溜まっていない場合
アルハイゼンの元素エネルギーが溜まっておらず、元素爆発からアルハイゼンの攻撃を開始できない場合、アルハイゼンは元素スキル長押しによる落下攻撃から、攻撃を開始します。
長押しからの落下攻撃ですばやく琢光鏡3枚状態に移行し、通常攻撃3回を繰り返した後、そのまま敵を倒してしまえそうなら琢光鏡2枚状態でも攻撃を続けますが、長引きそうなら早めに交代。回避を行ったときなど都合のいいタイミングで控えに戻って、元素爆発からの攻撃パターンに入れるように他のキャラがスキルを使ったりして準備を整えます。
途中で元素爆発が使えるまで元素チャージが溜まっても、すぐに使わず一度控えに戻るのがアルハイゼンを上手く使うコツだと思います。
アルハイゼンが使いづらいと感じる場合 – 原因はチャージ効率
蒸発アタッカーなら行秋や夜蘭の元素爆発を使った後に炎元素攻撃という形ですが、激化アタッカーであるアルハイゼンの場合、フィッシュルや久岐忍で元素スキルを使った後、アルハイゼンに切り替えて攻撃する。
どちらも元素付着をさせて、殴るだけという意味で同じ仕組みなのでアルハイゼンを使いづらいと感じる理由があるなら、元素爆発から攻撃に移れないときでしょう。(攻撃手順自体はワンパターンなので。)
キャラクターのステータス的には、アルハイゼンの元素チャージ効率が足りていない可能性が高いと思います。(チャージ効率がいくらあればいいのか、考えても聖遺物では対処しづらい。)
*草キャラ2人いるなら元素チャージ効率は150%くらいあれば、楽に元素爆発を使っていけると思います。
元素チャージ効率が足りていない
アルハイゼンは出場時間を他のキャラクターのスキル継続時間などに合わせる関係で、10秒程度に制限したほうが強くなります。
そして短い時間で火力を出して交代するためには元素爆発から攻撃に入る強いコンボを使いたいです。
アルハイゼンの元素スキルから攻撃に入る場合に敵が単体だったり近い場所に密集しているなら倒し切れますが、敵が散らばっていたりするときに火力を出せる時間が足りないこともあるので、元素爆発から戦闘を開始したいことがあります。
西風剣や西風猟弓でチャージ補助
アルハイゼンはメインオプションが元素熟知の聖遺物を使うので、会心率、会心ダメージのサブオプションを厳選した上に、さらに聖遺物でチャージ効率を盛る聖遺物厳選は難易度が高いです。(草元素ダメージの杯でも会心率、会心ダメージのサブオプションが欲しい。)
そして、アルハイゼン自身は役割がメインアタッカーなので、会心率や会心ダメージ、元素熟知がメインオプションの火力が出る武器を装備したいです。(磐岩結緑、鉄蜂の刺し、黎明の神剣など)
そこでサポートのキャラが西風剣などを使うことでアルハイゼンの使い勝手を改善できます。
久岐忍が西風剣を使うのは、キャラ交代のローテーション的にも好都合で、久岐忍が西風剣で元素粒子を作ったらすぐにアルハイゼンに交代し粒子を受け取ることができます。久岐忍が西風剣を装備するのは、もともとキャラクターのローテーションでアルハイゼンの直前に出るキャラなのがいいところ。
シールドキャラとして鍾離を入れているなら鍾離に西風槍を持ってもらえばチャージ効率の問題はさらに改善、解決するでしょう。
草キャラ2人で元素チャージ改善 – 相性がいいキャラ
チャージ効率のことを考えると草キャラ2人が使いやすい。草の粒子を生んでくれることでアルハイゼンのチャージ問題が大きく改善します。
アルハイゼンを使っていくうえでナヒーダがいれば最適ですが、いないなら草主人公が相性がいいと思います。元素爆発の継続時間が2凸していれば15秒あり、攻撃範囲も広いところが適しています。(森林の記憶4セットの効果も発動させやすい。)
草主人公が元素爆発 → 久岐忍が元素スキル → アルハイゼンが攻撃開始。スキル回しはそんな流れです。