DellのG15シリーズのゲーミングノートPC
パソコンメーカーDellのゲーミングPCであるGシリーズで15インチサイズの液晶ディスプレイを搭載したG15。GPUにはGeforce RTX3060 laptopを搭載しているモデルになります。最大グラフィックスパワーは130wに設定されていました。
スペック表示
CPU | Intel Core i7-11800H |
DRAM | DDR4 3200MHz 16GB (8GBx2) |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 6GB GDDR6 |
ストレージ | 1TB M.2 2230 PCIe NVMe SSD |
ネットワーク(有線LAN) | Killer E2600 2.5Gbps |
ネットワーク(無線LAN) | Killer Wi-Fi 6 AX1650 (2×2) IEEE802.11ax |
ディスプレイ | 15.6インチ 1920x1080px sRGB100% |
外部インターフェース | HDMI, USB-C(Thunderbolt4) x1, USB TypeA x3, LAN |
ACアダプター | 240W |
CPUは10nmプロセス製造のIntel Core i7-11800Hです。
搭載されているSSDはPCIe Gen3 x4のものでした。
稼働音 – ファンの音
通常時は静かですがCPU利用率が高い状態が続くとファンが回っている音が聞こえます。そしてGPUの使用率が50%を超える状態になると結構うるさい音になります。しっかり冷却できるファンがついているから高性能な状態を保てることになるわけですが、かなり熱い空気を出してきます。
具体的にはGPU使用率が10-30%くらいになるウマ娘を動かしているときはファンが回ってるな~という音でそれほど大きな音という印象はないです。原神をディスプレイ画質=高で動かしているときに内蔵ディスプレイの解像度1920×1080 60fpsだとGPU使用率が30-40%程度でそこそこファンの音がしてきます。そしてHDMI出力から外部ディスプレイに接続して2560×1440 60fpsくらいになるとGPU使用率が60%を超えてきてかなりファンの音がうるさくなります。ゲームするのにイヤホン必須と感じるくらいになります。
*購入後半年ほど経ちすっかりパソコンでもゲームをするようになりました。
私の通常の使用時、Google Chromeでウェブサイトを閲覧しているときはほぼ稼働音が聞こえないレベルですし、PhotoshopやLightroomで写真をRAW現像しているときも静かで使用しているノートパソコン冷却台のファンの音のほうが大きいくらいでかなり静かなので、私がこのパソコンを購入する前にゲーミングパソコンだからずっとファンの音がするかもしれないと想像をしていたのですがそういうことはなかったです。
Special Editionの違い
通常モデルとSpecial Editionの目に付く違いはいくつかある。
まず筐体の色が違います。ファントムグレーと黒(オブシディアンブラック)。黒のほうは天板がアルミになっています。
無線LANチップ
搭載されているWiFiチップが通常モデルがインテル Wi-Fi 6 AX201にたいして、Special EditionのほうはKiller Wi-Fi 6 AX1650になっている。(このKiller WiFiを提供しているRivet Networksはインテルの子会社。)
このKiller Wi-Fiのほうは通信制御をより細かく行えるようところが特徴のようですが、通常の使い方だと今のところすごく速いという感じはないです。インターネットのSpeedtestを実行してみてもAX200を搭載しているパソコンと出てくる数字はほぼ同じでした。(ネット回線速度の上限が早い時で350Mbpsくらいの回線だと単純な速度では差は体感できないようです。)
負荷が高くなったときに遅延を少なくできるところがオンラインゲームに向いているようなのでゲーマーの人には注目すべきスペックなのかもしれません。
液晶パネル
現行のG15シリーズに搭載されている液晶ディスプレイは120Hz 250nitのモデルと165Hz 300nitのモデルがあって、120Hzモデルのほうは色域がNTSC45%、165HzモデルのほうはsRGB 100%(おおよそNTSC70-75%程度)となっています。高色域パネルが欲しい人はこの点でSpecial Editionに魅力を感じると思います。
でも実はDell G15 Ryzen Edition 165Hzモデルのようなものがあったりします。