定番だけど文句も無い Crucial MX500 SSD
HDDからSSDへのアップグレード目的などで、もう何台も買ってるCrucialのSSD。たまに他のを選ぶこともあるけれど、結局また買ってるMX500シリーズのSSDです。
Crucial SSD 500GB MX500 内蔵2.5インチ 7mm (9.5mmスペーサー付属) 5年保証 【PlayStation4 動作確認済】 正規代理店保証品 CT500MX500SSD1/JP
今回買ったのはコレ 品番はMX500 CT500MX500SSD1/JPのものです。
今更ながらスペックを考える
もう定番で評判のいいSSDのようですが、発売から2,3年ほど経っているので現在の基準でスペックを見てみるとどうなんだろうと考えてみました。
MX500シリーズのSSD 500GB
性能面ではメーカーが公表している値で、転送速度 読み込み速度が560MB/s、書き込み速度が510MB/sとなっています。
接続インターフェースがSATA3。
そして、このMX500 SSDを利用するパソコンやディスクケース側のコネクタ、インターフェースがSATAの形状の場合、購入してから10年以内のものなら大体SATA3だと思います。(*SATA3の規格が出来たのが2009年頃なので)
(*最新型のパソコンにはM.2(NVMeなど)といったSATA3よりも新しい規格の1000MB/sを超える速度の出るSSDが使えるものもあります。しかし接続するコネクタの形状が通常のSATAとは違うので、物理的に取り付け不可。)
SATA3のインターフェースで接続する場合は、転送速度は規格の上限の理論値が600MB/sなので、実測値では理論値より少し落ちるのが普通なので、500MB/sを超える性能があれば今でもSATA用のSSDとしてはトップクラスの性能と見ていいと思います。
SSD換装用として
ノートパソコンなどに内蔵されているHDDからSSDに交換するようなアップグレードの場合、新しく高速な規格(NVMe)のSSDが販売されていても、ノートパソコンにNVMeのスロットがなければ接続できないので、ノートパソコンに内蔵されているHDDが2.5inchのSATA3なら通常同じ2.5inchのSATA3から選ぶことになります。
MX500とBX500の違い
BX500シリーズはLenovo ThinkCentre M75q-1 TinyでのSSD増設用に使いましたが、スペック表を見ても転送速度も耐久性もMX500はBX500の上位製品といった内容なので価格差が小さくなっているなら今ならMX500を選びやすい環境でしょう。
同じものを選ぶ
今回、私は外付けSSDとして使うためにCrucial MX500の500GBを買いました。ノートパソコンに内蔵して使っているものもあったりするので、また同じSSDを買ったなぁと思うこともありますが、無難な選択肢だと考えているのできっとまた同じものを買うでしょう。(新製品は気になるので、アマゾンの内蔵型SSDの売れ筋ランキングはチェックします。)
発売から少し時間は経っていますが、まだ後継品となる新製品も出ていないし、性能面でもしっかりしているので現時点でもよく売れているというランキング実績通りにおすすめのSSDです。
MX500シリーズの1TBモデルも価格が安くなってきていて、容量あたりの単価だと1TBモデルもお買い得度が高くなっているかもしれません。
SSDが認識しない?
買い足すたびに、ああそうだったと思いだすのがSSDの初期化作業。
内蔵用として売られているタイプは初期化作業をしないとWindowsのマイコンピュータから見えないようになっているものが多いです。CrucialのSSDもそうなっています。WIndowsのスタートメニューからコンピュータの管理を起動して、新しいSSDを初期化しパーティションを作成しましょう。
クローンする
CrucialのSSDには専用のディスクコピーツールがあります。
Acronis True Image for Crucial
https://www.acronis.com/ja-jp/promotion/CrucialHD-download/
Acronis True Image for Crucial®の概要
https://www.crucial.jp/support/articles-faq-ssd/acronis-for-crucial-faq
簡単にはパソコンに内蔵されてるHDDからSSDに換装するときなどにデータを移行させるために使うソフトです。
UASP対応のロジテック LGB-PBSU3のレビュー – SSDケースに入れて使う
CrucialのSSDをロジテック HDD SSDケース 2.5インチ USB3.2 Gen1 ブラック LGB-PBSU3で使います。ここからは外付けケースであるLGB-PBSU3のレビューです。データを移行するために使うこともできます。
内蔵用のSSDを外付け化して使うために一緒に買ったケースはLGB-PBSU3。ロジテックの2.5インチ用HDD/SSD対応のものです。7mm厚、9.5mm厚に両対応。
LGB-PBSU3に搭載されているチップは?
分解してみたところ中身の半導体、USB-SATAを変換するために搭載されているチップはJMicronのJMS578でした。
スペックとしてはUSB3.2 Gen1でUASPに対応しているというのがポイントでしょう。
UASPに対応しているものはデータの転送効率がいいようなので性能が期待できると考えて選びました。
実測値は読み込み400MB/s、書き込み450MB/s。Crucialの高速なSSDを使っているのでSSDの性能を完全に引き出せているとは言えないですがこのクラスの外付けケースとしてはなかなか良いほうなんじゃないかと思います。
私はすでに色々なソフトを持っている今回使いませんでしたが、ロジテックHDDツールというものもあるようなので、この手のソフトを何も持っていない人にはソフトも一緒に手に入るのでいいかもしれませんね。