買ったばかりのSSDやHDDをフォーマットする
内蔵型2.5インチSSDを初期化、フォーマットしました。内蔵用のSSDはノートパソコンのHDDをSSDに換装するときに用いることが多いですが、外付けSSDとしても使えます。
USB接続の外付けSSDは中身のSSDがどこ製なのかわからないメーカーが多いので、自分で質の良い内蔵用のSSDを買って、それを外付けケースに入れることで外付けSSDとなるわけです。先日CrucialのMX500 SSDと、ロジテックのLGB-PBSU3を購入しました。その時に実際に行った作業、フォーマット方法の記録です。
SSDが認識しない?
内蔵型SSDをUSB SATA変換ケーブルや外付けケースを使ってパソコンに接続したのに、アレ?SSDを認識してない!なぜ?と考えた後に思い出すのが初期化作業。
私も初期化作業は偶にしかやらないので、マイコンピュータに新しいSSDが見えない??となるまで初期化作業が必要なことを忘れていたりします・・・
実際にはパソコンは接続されたディスク(SSD)を認識していて、初期化、ドライブレターをつける、フォーマットといったことが行われていないだけで、まったく故障や不具合がない状態だったりします。
新品の内蔵用HDDやSSDの特徴みたいなものでしょう。(*出荷前に初期化やフォーマットしているメーカーもあるかもしれませんが。)
それでは作業を開始するために、スタートメニューのWindows管理ツールから、コンピュータの管理を実行しましょう。
SSDを初期化する
まず最初の手順としてディスクを初期化します。MBR(マスターブートレコード)とGPT(GUID パーティションテーブル)の選択するわけですが、最近はMBRにしか対応していない古いOSを使うことがないので新しいほうの規格であるGPTを使っています。(*Windows7以降のOSはGPTに対応していたはず)
GPTのメリットとして2TB以上の大容量があるディスクも使えるようになったものですが、もちろんそれ以下の容量でも使えます。
GPTを選択し、OKを押せば初期化が完了します。
シンプルボリュームを作成する
続いて、初期化が完了したばかりの未割り当てのディスクにパーディションを作るためのボリュームを作ります。ここでは、新しいシンプルボリュームを選択します。
次へを選択。
パーティションを作成する
特にパーティションを分割する必要が無いならば、最大ディスク領域のボリュームサイズで作成します。
ドライブレターを割り当てる
次は「ドライブ文字またはパスの割り当て」の設定です。
ここでは、「次のドライブ文字を割り当てる」の選択でKを選びました。
ドライブ文字(ドライブレター)は、ディスクに付けられた名前です。マイコンピュータにC、Dなどのようについている英文字のことです。
SSDをフォーマットする
最後にSSDをフォーマットします。Windows10で利用する場合は、ファイルシステムはNTFS。アロケーションユニットサイズは規定値のままでいいでしょう。クイックフォーマットするにチェック。
そのまま次へを選択することでフォーマットが完了します。
意外と初期化、フォーマット作業を忘れていて、新品のSSDをパソコンが認識していないナゼー?となってる一つの原因だったりすると思います。
ごく簡単な作業で何度も経験して慣れると5分とかからずに終わるものです。注意点があるとすれば、間違って別のディスクをフォーマットしてしまわないように気をつけましょう。