静電気対策グッズは乾燥する冬に大活躍
今年も静電気でパチパチッとなる季節が来ました。お家の玄関のドアのカギ穴に鍵を差し込もうとした瞬間にパチッと、車のドアに手を伸ばした瞬間にパチッと。
そうなってしまう大きな原因は身に着けている服の素材の組み合わせによるところが大きいようですが、なかなか解決するのが難しい問題なので、定番で実績のある方法として静電気除去グッズを利用します。
毎年使っていた静電気除去グッズを紛失してしまったので新しく購入しました。
今回は2種類購入しました。
結論から言えばレジテックのDZ462や、その色違いであるDZ461がおすすめ。
静電気でパチッ!が発生する原因
人間が帯電している状態でドアの金属に触れた瞬間に放電するというパターンが代表的なパチッと来る瞬間だと思いますが、なぜ帯電してしまうのでしょう。
冬のシーズンによく静電気対策の必要性を感じて対策グッズのようなものを使いますが、乾燥と摩擦という帯電してしまいやすい条件が整っているのが冬なんですね。
乾燥についてはそういった気候なので対策が難しいですが、摩擦による帯電は身に着ける衣服の素材を帯電しづらい組み合わせにすることで一定の対策は可能だと思います。
プラスに帯電しやすい ・・・ ナイロン、ウール、レーヨン、(人間)
帯電しにくい ・・・ 綿
マイナスに帯電しやすい ・・・ ポリエステル、アクリル、リネン
プラスに帯電しやすいものとマイナスに帯電しやすい物の組み合わせを避けるといった方法がそれで、
例えば、ナイロン素材のタイツやレギンスと、ポリエステル素材のズボンの組み合わせなどは相性が悪いとなります。ウールのセーターにポリエステルのフリースジャケットなども帯電しやすい組み合わせになっています。(*静電気対策の帯電防止加工が施されているという衣類もあるようですが、私は揃えていないので・・・)
そういう避けたい組み合わせを考えてもちょっと難しいですよね。防寒用に限らず衣類にポリエステルはたくさん使われています。それとウールやナイロンが帯電しやすいとなるとちょっと困ります。
そして素材の相性を考えながらコーディネートを考えてオシャレするなんてもう大変そうです。
そんなわけで今年も静電気対策グッズで凌いでいこうということです。
接触させる静電気除去グッズ
今回購入した静電気対策グッズはどちらも接地させて放電し、静電気を除去するタイプのものです。
ドアに接触させて放電させた時に光るので見た目にもわかりやすくて確実に成果を上げてくれる方法なので安心感があります。
大きいほうがカーメイト 車用 キーホルダー レジテック 静電気除去 ブラックメッキ DZ462
小さいほうがカーメイト 車用 キーケース レジテック ミニ 静電気除去 シルバー NZ974
商品名に車用と書かれていますが普通にお家のドアノブでも機能しました。
2種類を比較レビューするとサイズの違いが一番の差だと思います。
静電気の除電機能の性能の差はとくに感じません。どちらも問題なく機能します。
長さはレジテックが約5cm。レジテックミニは約4cmで太さも一回り細いです。
ミニのほうは本当に小さく感じるで、接触させる部分までの長さを長くさせるように持たないと指にパチッと来そうでちょっと怖いと思いました。このタイプのものは長さは長いほうが安心感があります。
長いとはいっても5㎝なので取り出しやすいカバンのポケットの部分に入れていることもあります。
レジテックとレジテック ミニのどちらか迷ったらミニではない大きいほうDZ462がおすすめだと思います。
スプレータイプの静電気対策グッズ
他の静電気対策グッズでは、衣類に直接振りかけて静電気を抑える静電気防止スプレーもあります。
こちらはドアノブを触るときの電気ショックが怖いというよりも、ダウンジャケットの表面が静電気の帯電が凄くて今にもパチパチしそう、タイツに衣類が纏わりつくといったときに利用しています。もう定番となっているだけあって纏わり付きには効果的です。
あまり振りかけたくない服もあったりするので、利用頻度は多くないですが用意してあれば使うチャンスはあると思います。
静電気はちょっと面白いかも
冬場に暖房を効かせた乾燥した部屋の中だとセーターやカーディガン、フリースの上着を脱ぐタイミングでもパチパチしたりします。そんなときにレジテックを手に持ってると先の放電部とフリースの素材の間で、袖から腕を抜くタイミングでもパチパチと放電してくれている様子がわかるのでちょっと面白いなと思いました。
それを考えると衣類を脱ぐときに静電気にやられて困っているという人にもいいんじゃないでしょうか。私はそれに気づいてから自分が帯電しているっぽいと感じたときはレジテックを手に持って服を脱ぐようにしています。袖を抜くときの摩擦って結構大きい物なんですね~