パソコンとSDカードを利用したレシート店名ロゴの設定方法
カシオの電子レジスターSR-S200でレシートに店名を印字するために店名スタンプを登録します。パソコンでカシオ レジスターツールを使って自作した電子店名スタンプをレジに登録するためにはSDメモリーカードが必要になります。
カシオが動作確認しているSDカードにはSanDiskやTranscendのものがありましたが、全く同じ品番のものが手に入らなかったので、同じメーカーSanDiskの32GBのSDカードを使用しました。
店名スタンプはレジスターツールのテンプレートを使って作ることもできますが、別のソフトで作っても大丈夫です。日頃使い慣れた画像編集ソフトでデザインしたほうが簡単だと思います。すでに使っている店名スタンプの画像をパソコンに取り込んで利用する場合も解像度を合わせておけば使えます。
レシートの電子店名スタンプ用の画像は解像度384x168px、領収書の店名ロゴは448x128pxのサイズです。
カシオ レジスターツールをダウンロード SR-S200用
自分で作った店名スタンプをSDカードにセットするためにはカシオ パソコン用ツール (Windows)のレジスターツールが必要になります。
ソフトウェアダウンロード | 電子レジスター | お客様サポート | CASIO
ダウンロードしてきたものをインストールしました。アプリ名が「カシオ レジスターツール for SR-S500,SR-C550,SR-S4000,SR-S200」となっていたので、色々な機種と共用になっているようです。
レジスターツールの使い方
今回は事前に作っておいた店名ロゴの画像を使って電子店名スタンプ入りのSDカードを作ります。
店名スタンプをSDカードに書き込む準備
事前に電子店名スタンプの画像を作っておけば、「ファイルから選択する」でその画像を選ぶだけで済みます。
領収書に店名ロゴを入れる準備
同様に領収書に店名ロゴを入れる場合も、ファイルから作っておいた画像をセットするだけです。
SDカードに店名スタンプと領収書ロゴを書き込む
店名スタンプと領収書ロゴの設定を終えたら後はSDカードにデータを書き込むことになります。パソコンにSDカードをセットし、電子店名スタンプのデータをSDカードに書き出すをクリック。
SDカードがあるドライブを選択し、OKボタンを押します。これで電子店名スタンプのデータが入ったSDカードを用意することができました。
レジにSDカードを入れる
電子店名スタンプを書き込んだSDカードをスロットに挿入します。レジの電源を切った状態でSDカードを入れるのでモードキーを回してOFFに合わせます。SDカードスロットはボタン横のカバーを外したら見つかります。
レジに電子店名スタンプを書き込む
モードキーを回して「設定」に合わせた後、「2 0 1 小計 」、「現/預」を押すことでSDカードから店名スタンプが読み込まれレシートにロゴが印字されるようになりました。
まとめ
スマートフォンとパソコンの両方で店名スタンプの設定を実行してみたわけですがスマホから設定するよりも、パソコンとSDカードを利用して登録するほうが簡単だと思いました。一度もエラーが起きなかったし、スマホアプリよりもパソコンのツールのほうが少し表記がわかりやすい。*どちらで設定しても印刷される表示は同じ感じ。スマホから設定する場合でも、レジの設定のバックアップや精算データを電子ジャーナルとして保存しておけるメリットもあるのでSDカードはセットしておいていいんじゃないかと思います。
近年発売された新しいレジを触ったことがなかったのですが、サーマルポップというレシートの下に追加する情報スペースにスマホで簡単に読み取れるようにお店のホームページのQRコードも入れられたりするので、現代的な要素にも対応していてレジも進化していているようです。
カシオ レジスター SR-S200の取扱説明書をダウンロード
公式サイトに説明書が公開されているので、エラー表示などは一読しておくのが良いと思います。
カシオSR-S200 取扱説明書