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ペットボトルホルダーの保冷力を調べる!クーラーボックスと性能を比較する。

ペットボトルホルダーの保冷力を調べる!クーラーボックスと性能を比較する。

暑い部屋に置いているとすぐにぬるくなってしまうペットボトル飲料。保冷できるペットボトルクーラーを使うことでどのくらいの時間、冷たさを保てるのかチェックしてみました。

保冷能力をチェック – 時間経過によるペットボトルの温度変化で見る

今回、性能をチェックするために比較した条件は、
1. 常温で保存
2. ペットボトルクーラー(ステンレス真空二重構造)に入れる
3. クーラーボックスに入れる。(ノーマルサイズの保冷剤1個使用)
の3種類です。

午前9時から午後4時までの7時間の室温 ペットボトルホルダーの保冷力を調べる!クーラーボックスと性能を比較する。

実験に使用した部屋はエアコンを使わない場合、夏の時期は昼間の室温が30℃くらいになります。大きな温度変化があると保冷能力がわからなくなるので、テスト中にエアコンは付けませんでした。

午前9時に保冷を開始したときに室温は30.4℃。室温はゆっくりと上昇して、7時間経過した午後4時の室温は31.4℃という環境でした。部屋は窓は開けず、断熱カーテンライナーで太陽光の影響も少ないようにしています。

開始時のペットボトルの温度は8.7℃です。 ペットボトルホルダーの保冷力を調べる!クーラーボックスと性能を比較する。

実験開始時の冷たいペットボトルの温度は8.7℃です。冷蔵庫のドアポケットの部分にペットボトルを入れておくと多くの場合、このくらいの温度になると思います。今回はペットボトルホルダーに入れるペットボトルに伊藤園の茶の間を使用しました。

保冷グッズ無し – ただの常温保存

まずペットボトルクーラーやクーラーボックスを使わずに、常温で机の上に放置した場合の結果です。

常温に置いておくと2時間ですでに温いです。ペットボトルホルダーの保冷力を調べる!クーラーボックスと性能を比較する。

2時間後にはペットボトルの温度が25度になっているので、暑い夏に常温で保存すると当然のように冷たいお茶は飲めないです。体感的にこの時点ですでに温い。

4時間後に29℃、7時間経過した時点では30.8℃となり、ほぼ室温と同じになりました。

ペットボトルクーラーの保冷性能 – 十分な効果あり

つづいてペットボトルクーラーに入れたもの。今回使用したのはベストコのステンレス真空二重構造のものです。

気温30度下では十分冷たい飲料と言える性能。ペットボトルホルダーの保冷力を調べる!クーラーボックスと性能を比較する。

8.7℃から開始して、2時間後に12.9℃、4時間後に15.2℃、7時間後には18.8℃でした。

この結果をどう見ればいいのかですが、私の感覚では普通に冷たいお茶と言ってもいい状態を保てていると感じました。常温のものと比べると温度計の数値で見ても、触ってみた体感でもはっきり差はあります。

15℃程度を冷たい水の上限とするなら保冷力は4時間くらいになります。

ステンレス真空二重構造だそうですが、気温が30度を超えている中で水温が10度台を維持していたのは十分な性能があると判断できそうです。もともとドアポケットに入れているので8.7℃のお茶でしたが、冷蔵庫のチルド室などに入れておくともっとキンキンに冷えた温度のお茶を期待できると思います。

一番良い結果 – クーラーボックスの保冷力

結果として一番いい数値だったのはキャプテンスタッグのクーラーボックスに保冷剤を入れたペットボトルでした。

保冷剤を入れたクーラーボックスは保温能力が高い。クーラーボックスと性能を比較する。

開始から2時間後に10.9℃、4時間後に13.9℃、7時間後に17.8℃という測定結果になりました。どの時間で見ても一番低い温度を維持したので、クーラーボックスの保冷能力は高いことがわかります。保冷材の使用数を2個、3個と増やせば、さらに低温を維持できる可能性があるのでペットボトルを冷やしておくことを考えるならやはり有力。

でも毎日クーラーボックスをもって通勤、通学をするのは大変だと思うので、手軽に使えて、しかし明らかに常温で保存するのとは違う保冷力があるペットボトルホルダーは現実的な選択肢でしょう。クーラーボックスほどの大きさはないのでカバンに入る、重さもペットボトルホルダーのほうが軽いです。ちょっとオシャレ。

今回テストに使用したのはベストコのペットボトルホルダーです。パール金属の保冷ペットボトルカバーも持っているのですが、色やデザインが少し違いますが性能的にはほぼ同じだと思いました。

ペットボトルホルダーの保冷力でどのくらいの時間冷たさを維持できるのか

冷蔵庫のドアポケットに入れて冷やしておいたペットボトルを保冷ペットボトルホルダーに入れておいて、冷たさを維持できるのはおよそ4時間と判断しました。

ペットボトルホルダーの選び方

色々な会社からペットボトルホルダーが発売されていていますが、基本的な構造は似たものになっているように感じました。買うときに販売店でいくつか触ってみたときに思ったのですが、従来からある水筒をペットボトルが入るように少し太くしたサイズ感で、触れてみて水筒と同じ質感。

ステンレスの真空二重構造にしているのは保冷・保温で長く実績があるから。そして、さらに保温性能を高めようと素材のステンレスを肉厚にすると毎日持ち歩くには重くなってしまう。軽くするためにステンレスを薄くすると頑丈さに影響が出る。だから似た構造、サイズ感になるのでしょう。

ということは、好きな見た目で選んでもハズレってことは少ないのではないかと思います。


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