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Intel Core i7 11800Hの性能をチェック – ノートパソコン用CPU

Intel Core i7 11800Hの性能をチェック - ノートパソコン用CPU

インテルの第11世代COREのCPU性能

CPUi7-11800H
発売日2021年 第2四半期
製造プロセス10nm SuperFin
コア数8
スレッド数16
キャッシュ24MB
TDP45W
動作周波数(クロック)2.3GHz
ターボブースト利用時4.6GHz
PCIe4.0 (Gen4)

Core i7-11800Hの基本的なスペックは上記のようになっています。2021年に発売されたノートパソコンの高価格帯のモデルに搭載されていることが多い上級グレードのCPUです。

Dell G15のインテルCPU採用モデル(5511)でテスト

今回ベンチマークの計測に使用したのはDellのゲーミングノートパソコンG15です。ゲーミングPCなので放熱性能はノートパソコンとしては高めだと思うのでCPUの性能はしっかり出せるのではないかと考えています。

CINEBENCH R23でベンチマーク

CPUそのものの性能を見るにはCINEBENCHがわかりやすいのでR23を利用しました。

CINEBENCH R23でベンチマーク Intel Core i7 11800Hの性能をチェック

結果はCPU(Single Core)で1507となりました。インテルの第11世代Core CPUのシングルコア性能は評判通りというところでしょう。

マルチコア性能も高い Intel Core i7 11800Hの性能をチェック

そしてCPU(Multi Core)で11907となっています。マルチコア性能もかなりいい数値です。

最近のノートパソコンは放熱性能によって同じCPUでもベンチマークのスコアも変わってくるかもしれませんが、ゲーミングPCではこのくらいの性能がでました。

放熱性が良い ゲーミングノートPCを買いました。

GPUにNVIDIA GeForce RTX3060 laptop、NVMe SSDを搭載しているハイスペックモデルのパソコンなのでCPUの速さもあってAdobeのPhotoShopやLightroomも快適に動いていますが、GPUのほうはフル稼働していない状態でも結構な温度の風が排気口から出ているのでそこはちょっと気になるので、Core i7-11800H搭載モデルを買うなら放熱性のいいパソコンを選んだほうが良さそうだと思います。

この感じだと次世代CPU、第12世代CoreのAlder Lakeよりも製造プロセスの進歩のほうが気になってきます。

動画再生支援性能について

Core i7-11800Hは外部GPUを搭載することを想定しているようなCPUかもしれませんが、内蔵されているGPUでもYouTubeの画質設定を変更してチェックしてみたところ4K60pのAV1コーデック動画で再生支援機能が動いていました。高解像度な動画を再生するときに外部GPUは動かす必要がないのでこの点は良いところ。

現在、Amazonで販売されているCore i7-11800H搭載モデルのノートパソコンは20から30機種あるようです。