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アシナガバチの巣を自分で駆除しました – 換気扇に巣を作られる

アシナガバチの巣を自分で駆除しました – 換気扇に巣を作られる

お風呂場に蜂がいた時に殺虫剤で駆除したのですが、あれから数日後にまた同じハチがお風呂場に出ました。同じ種類のハチが換気扇から侵入してくるという偶然はまずないと思うのでそこに巣を作られたのだと判断しました。

特徴としてスピードが遅く、ゆら~ゆら~と飛んでいたので種類はアシナガバチだと分かりました。

自力で蜂の巣は駆除できるのか

まず考えたことは、この状況を自分の力で解決することができるのかということでした。

風呂場にいた蜂の種類はスズメバチではなくアシナガバチだったので、その点では対処しやすい種類だと考えました。

スズメバチとアシナガバチでは蜂の巣の形状が違い、スズメバチの場合は巣が球体になっているので殺虫剤を噴射しても球体の内部にいる蜂にまで薬剤が届かずに全滅させることができないかもしれない。アシナガバチの巣は平面上に広がった形状になっていて女王バチも巣の表面にいる。殺虫剤が届かないことはないはずだと判断しました。

巣の大きさを予想する – 何匹くらいの蜂が巣にいるのだろう

アシナガバチには部屋に置いたあった普通の殺虫剤が効くことは前回の状況から分かっていて、巣の形状からも自分一人で対処することは難しくは無さそうだと思ったのですがやっぱり怖い。殺虫剤を撒いたあと、仕留めきれずに反撃されて、蜂に刺されたら痛いだろうなぁと想像すると駆除を実行するのは勇気がいります。

そこで反撃される可能性がどのくらいあるのかを考えました。

最初に蜂を発見したときには、換気扇の吸気口、つまり部屋の中にあるほうの換気口に5、6匹の蜂が集まっていました。そのとき、外に出ていた蜂は殺虫剤でやっつけることはできたのですが、あと何匹くらい残っているのでしょう。

数日間置いて2、3匹のハチがお風呂場に出てくるという状況、餌を取りに蜂が出かけるのはお風呂場側ではなく、屋外につながっているほうの出口だと考えられるので巣にはもっと多い数、10匹や20匹くらいは残っている可能性が十分にあると思いました。

女王バチは巣に残っていて産卵を続け、働きバチを増やそうとしていることを考えると放っておくことで巣が成長、巨大化して、そこからお風呂場側に出てくる蜂に自分が蜂に刺されることはほぼ確実です。

怖いけどやるしかないので、なるべく安全な方法を考えて駆除を実行しました。

バルサンが効く – 蜂の巣を駆除する

具体的にどういう方法で蜂の巣を駆除したのかというとバルサンを使いました。

蜂が換気扇から飛び出してくる間隔から考えて、まだ巣が活発な状態ではないはず。規模もそれほど大きくはない。だから換気扇に向かって殺虫剤を噴射するだけでもなんとかなるとも考えたのですが、自分が予想していたよりも蜂の巣が大きく、殺虫剤を噴射したことに反応して大量の蜂が巣から飛び出てきた場合のことも想定すると、より安全な方法を取ったほうが良いと考え直しました。

バルサンを使いました。アシナガバチの巣を自分で駆除しました – 換気扇に巣を作られる

換気扇に殺虫剤を噴射したことに反応して、たくさんの蜂が飛び出してきた結果、お風呂場の内部に生きている蜂が残ってしまって、再度お風呂場のドアを開けることも難しくなるというリスクを避けるために、お風呂場側に出てきた蜂も自動的に退治できるようにしておいたほうが良い。
ということでバルサンを使ってお風呂場側にも殺虫剤の成分が充満する状態を作ることにしました。

お風呂場ならバルサンを使っても駆除が終わった後に残った殺虫剤の成分を水で洗い流すことが簡単というのも、バルサンを使うという決断をできた理由の一つです。

バルサンにはいくつか種類がありますが、くん煙タイプのものを選択しました。サッと擦ることで素早く起動させることができるのが良いところ。

シリーズ史上最強というバルサン プロEXがあるようです。

実行する時間は夜が良いはず – 殺虫剤を噴射

なるべく一撃ですべての蜂を駆除したい。なんども殺虫剤を撒くのは嫌だし、生き残りがたくさんいる状態になるとそもそも駆除失敗というものです。殺虫剤を噴射するのに適した時刻、最適な効率を得られるのは何時なのか考えます。

蜂の習性は夜行性ではないですよね。巣がある生き物なので活動時間が終わると巣に帰ってくることを考えると、昼間は餌を取りに巣を離れているものが多くいるはず。そうなると外が暗くなっている夜がいい。どうしても昼間にやるなら蜂が外に出ない雨の日がいいと考え実行しました。

バルサンの使い方はマッチと同じです。アシナガバチの巣を自分で駆除しました – 換気扇に巣を作られる

バルサンの使い方はマッチと同じです。殺虫剤が入っている缶の上部を、蓋についている擦り板でサッとこすることで始動できます。薬剤を噴射させるための動作に時間がかからないので素早く起動させて、自分はすぐに退避できるのがバルサンのメリットです。

バルサンを始動させたあと、すぐにお風呂場のドアを閉めました。部屋を3時間ほど閉じ切った状態にすることになります。バルサンを炊いた後そのまま寝てしまったので翌朝まで放置してから換気することになりました。

換気扇のダクトの長さによると思いますが、ダクトが長くて巣まで距離があるなら、バルサンを噴射した後ほんの少し換気扇を回してダクト内にしっかり薬剤がいきわたる様にするのが良いかもしれません。

蜂の巣を自分で駆除したのですが、やってみると結構なんとかなるものだと思いました。でも、もっと大きなスズメバチなら諦めてプロの業者を呼ぶ判断をしたかもしれません。怖いし・・・

*駆除した巣を作っていたアシナガバチの種類はセグロアシナガバチでした。大きさを測ってみると27mmほどありました。