Fire TV Stick 4Kは多機能にテレビを拡張
近頃、家にいる時間が増えて来たので何か欲しいなぁ。良いものないかなぁと思っていました。アマゾンでお買い物をするときにいつも目につくように表示されているFireTV Stickの4K-HDR対応版でも試してみるかと買ってみました。Amazonのプライムビデオを使わなくても結果は想定以上に遊べたので暇な人はおすすめ。そんなに暇じゃなくてもおすすめ。とにかくアレクサ!
4K動画に対応したワイヤレスHDMI出力アダプタ
高画質なのか、スペック表によると対応している映像動画規格は4K Ultra HD、HDR、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+。
4KのHDRが使えるなら文句はないスペックです。
CPUが4コアで、WIFIがIEEE802.11acに対応。
ハードウェアのスペックも高いですが、FireTV Stick 4Kの魅力はソフトウェアの質だと思いました。
付属品について
電源であるACアダプター、接続するためのmicro USBケーブル、リモコン、リモコン用の単4電池が2本。しっかりとした太いHDMI延長ケーブルがあります。
ACアダプタとFireTVを接続するためのUSBケーブルは長さが1.4mほどあるので配線の取り回しがしやすいです。
Fire TV Stick 4Kを設定する
テレビとの接続方法
FireTV Stickとテレビとの接続はHDMI端子で直結しました。
ハイセンスの4K液晶テレビ50E6800の場合、側面のHDMIポートを使うと隣のポートと物理的に干渉してしまったので背面のHDMIを使いました。
(付属の延長ケーブルを使えば、干渉の問題はクリアできるわけですが、せっかく背面にも接続するHDMI端子がついていたのでそちらを使いました。)
WIFIで無線LAN親機との接続はWPS機能
キーボードのない端末でパスワードを入力するのは手間がかかるので、親機のWPSボタンを押して接続する方法でやりました。
FireTV Stickで、WIFIルーター(親機)のWPSボタンを押した後、ネットワークの項目からWPS(ボタン)でネットワークに接続を選択すればFIreTVのWIFI接続ができます。このあたりはもう定番の機能です。
ネットに繋がったらさっそくAmazon Fire TV Stick 4Kを使ってみました。
付属品のAlexa対応 音声認識リモコンでイマドキを体感
Fire TV Stick 4Kに付属しているリモコンは音声認識タイプでした。だからアレができます。リモコンの音声認識ボタンを押しながら
「 アレクサ ユーチューブで動画を再生して! 」
これが出来ちゃいます。テレビでアレクサ〇〇して!ってやってるシーンを見たことがあったので、ずっとやってみたかったんですが、遂にやっちゃいました。
FireTV Stick 4KはHDMI CEC制御に対応 – 電源連動ができる
私のテレビ(ハイセンスの50E6800)では電源が連動するようで、テレビがオフの状態でも起動して画面に動画が流れました。
FireTVの設定でディスプレイとサウンドの項目からHDMI CEC端末制御をオンにしておけばテレビ側がCEC対応しているなら電源連動してくれると思います。
音声認識機能の精度がかなり高い – アレクサを呼ぶ
音声認識リモコンでアレクサが反応しない? – 使い方
リモコンのマイクボタンが白く点灯している状態で話しかけましょう。
音声認識ボタンを押して話しかければアレクサは答えてくれます。
うまい使い方はあるのか – アレクサの能力
声をかなり正確に読み取ってくれます。この手の音声認識は、大きな声でハッキリと発生しないとダメというのがよくあったと思いますが、私が試した限りでは驚くほど正確でした。
ささやき声にも対応!といっていいレベルだと思います。
戯れに、「アレクサ Youtubeでマチュピチュの映像を再生して~」なんて言っても、きっちりマチュピチュ遺跡の映像が再生されます。
なるほどそれならと「ユーチューブでウユニ塩湖の映像を再生して」というのも間違いなくウユニ塩湖の映像を検索して映し出してくれます。
なんとなくウユニ塩湖って音声認識が間違えて別の変な映像が出てきそうなものだと思ってたので・・・
*私事ですが、4Kチューナー搭載の高精細テレビを買って以来、世界遺産などの絶景映像をすごく見るようになってます。
調子に乗って、「メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を流して」って言ったのも間違いなく認識して、演奏動画が流れ始めました。
適当に「おすすめの動画を再生して」なんてのも当然OKです。
音声認識はiPhoneにSiriが搭載されたときにこんなものかーすごいなーと思って以来ですが、進歩してるものなんだな~というのが感想です。
ミラーリングができる – Miracast対応
スマホのディスプレーをミラーリングすることができるMiracastに対応しています。
高画質化の設定 FireTV Stick 4K HDRの性能を引き出すために
最低限、利用するために大事な設定はネットに繋ぐWIFIの設定くらいだと思いますが、動画の質を高めるために、もう少しだけ細かな設定を変更しました。
色深度を8ビットから12ビットに
4KテレビならほぼHDMI2.0に対応していると思うので、色深度の設定を変えておきました。
デフォルトでは8ビットになっていますが、HDR対応のテレビなら大丈夫なはずなので。
設定はディスプレイとサウンド → ディスプレイ → 色深度まで行って
8ビットから最大12ビットに変更することで完了です。
まとめ – リモコン Alexaが主役
Fire TV Stick 4Kはリモコンが主役です。
テレビに付属しているネット機能よりも使い勝手が良いので、FireTV Stick 4Kでアレクサばかり呼んでいます。音声認識機能がとても賢いです。
番組の見逃し配信が視聴できるTVerのアプリも使えますから、自分の住んでる地域で放送されていない番組を見たりすることもできます。
しばらく使ってる限りではYoutubeの広告がスマホやタブレットのYoutubeアプリで見るときより少ない気がします。なんでしょうね?
スマホのYoutubeアプリからFIreTVに動画をキャストすることもできるのでそういう使い方でもアリだと思います。私は4K版のGoogle Chromecast ultraを持っていないのでそういったところでも良い買い物でした。
あとは4Kじゃない古いテレビでも普通に使えました。4Kだけではなく1080pや720pでの映像出力にも対応しています。もちろん4K解像度対応テレビじゃないと4K画質ではありませんが。
いずれは4Kテレビを買うことになる人も4K対応バージョンのFireTVがいいんじゃないかと思います。
はじめは特に目的もなくお遊び感覚で買ってみたものの想像以上に有能だったのでテレビの前にいる時間が増えた人は楽しめるんじゃないでしょうか。アレクサ~
注文するときデフォルトで、Amazonアカウントに登録 (簡単セットアップ)になっていたので簡単に使えるようになっているのもアマゾンのすごい便利ところでした。
Fire TV Stick 4K – Alexa対応音声認識リモコン付属
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