ゲーミングPCとiPad Proで原神を遊ぶ
原神をプレーするときDellのゲーミングノートパソコンG15のRTX3060を搭載したパソコンを使っているのですが少し前にM1チップを搭載しているiPad Pro 2021を買ったので画質を比べてみました。
パソコン版原神の画質
まずパソコン版での画質、画質設定のメニューに用意されている高画質設定で、解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)に設定。
iPad版原神の画質
こちらはiPad Proで画質選択のメニューから最高(デフォルト)を選んだものになります。フルスクリーン(2388x1668px)で表示されているわけですが実行解像度は不明。フレームレートは30fps。
液晶ディスプレイの縦横比が異なるので見えている範囲に違いがありますが、だからどちらかがプレーしづらいといった差にはならないと思います。
パソコン版とiPadでの画質の違いについて、光が当たっている場所の陰影にわかりやすい違いはありますが、キャラクターの描画はそれほど差はないと思いました。上手に気付きにくい部分の描画負荷を減らして省電力やバッテリー持続時間への影響を抑えているのでしょう。
他には単純に走っているような状況ではiPad Proの液晶ディスプレイの発色の良さもあって綺麗ですが、戦闘中の視点変更が頻繁に行われるときにプレーしやすさに違いが出てきます。
フレームレートの設定を変更する 60と120
バトルアクション中の見やすさについて、突進してきた敵を交わすときなどは、自分と敵の位置関係が大きく動くので視点もグルッと変わります。フレームレートの設定でそのときの動きの視認のしやすさが変わってきます。フレームレートが早いほうが見やすくなります。
パソコン版の高画質設定ではフレームレートは60になっているのですが、iPad Pro 2021の高画質設定では初期状態で30になっていました。これを60fpsにできればいいのですが・・・
画質を設定する画面のフレームレートのメニューから60を選べばパソコンと同等になるのですが、現在のデバイス負荷が「やや高い」と表示され、iPadの温度が高くなりバッテリーの減り方も早くなります。でも実用範囲でしょう。他のゲームでも熱くなりますから。
さらにiPadの原神ではフレームレートのメニューに120があって設定はできるのですがちょっと怖いです。何が起こるのかというとiPadってこんなに熱くなるんだ!って新しい発見ができるくらい熱くなります。バッテリーの部品などiPadの寿命が縮まるんじゃないかと心配になったので120はすぐにやめました。熱いので最高画質設定のままフレームレートを120で常用するのは厳しいと思います。
ゲーミングPCとiPadの使用感
長時間、原神をプレーするということならバッテリーや発熱の心配が少ないパソコンのほうがいいとは思いますが、ベッドの上で転がった状態で遊べるiPadも捨てがたいです。
両方買っちゃえば幸せだよ~、パソコン良いよ~、iPad良いよ~
本当にどちらも良いところがあると思いますが、私はパソコンでプレーしている時間が多いです。キーボードとマウスでの原神の操作に慣れることができたことと、画面上に手を乗せて操作する必要がないのでちょっと見やすい。iPadでプレーしているときに力が入っていたり、指先が引っかかるとディスプレイが動いてしまうので、動きが見づらくなるという自分のクセによるところもあります。
より高解像度で高画質をめざすなら高級なGPUを搭載したパソコンが良いでしょう。ゲーミングPCも色々なモデルが販売されていたり、iPad Proと同じM1チップが搭載されているiPad Air(第5世代)が新発売されたり端末選びは迷うところですが結局自分のスタイルにあったものが一番いいんじゃないかと思います。キーボードとマウスでの操作がどうしても慣れないって人もいると思うので。
PSのコントローラーで原神を遊べる
iPad用にプレイステーションのコントローラーを購入しました。