CapsLockキーは場所がいい
キーボードの文字配列のなかでCapslockキーはすごく押しやすい場所にあります。おそらくパソコンを操作するとき右手はタッチパッドかマウスにあっても、左手はほぼ常時キーボードの上ということが多いと思います。文字Aの隣にあってちょっと左手をスライドすれば触れるポジションにCapslockがあるので、そこをCtrlキーとして使いたいということで設定変更。
WindowsのキーボードショートカットとしてCtrl+Cキーでコピー、Ctrl+Vキーでペースト、Ctrl+Aで全選択といったものから、Google ChromeではCtrl+Tで新しいタブを開く、Ctrl+Wでタブを閉じる、Ctrl+Nで新しいウインドウを開くといったものまで色々なショートカットが割り当てられているCtrlキーが触りやすい場所に欲しいのです。
Ctrl2capをダウンロード
というわけでCapslockキーがCtrlキーとして動くようにしてくれるCtrl2capというソフトをマイクロソフトからダウンロードしました。ctrl2capはcaps-lockをCtrlに変換(to convert caps-lock characters into control characters)するカーネルモードドライバ(a kernel-mode device driver) ということで目的にぴったり。
ダウンロードしてきたCtrl2Cap.zipを解凍します。エクスプローラでCtrl2Cap.zipを右クリックしてすべてを展開。
ファイルを展開する場所としてドキュメントを使います。ここではユーザー名としてnamae3としているのでC:\Users\namae3\Documentsとなっていますが、自分のユーザー名に読み替えて入力してください。
Ctrl2capをインストール
インストールするためにコマンドプロンプトを使います。must be run with administrative rightsということでインストールするためには管理者権限が必要です。
スタートメニューの検索ボックスにcmdと入力することでコマンドプロンプトが見つかるので、管理者として実行を選択します。
ここで先ほどファイルを展開したCtrl2Capのフォルダに移動するためにコマンドを入力します。「 cd C:\Users\namae3\Documents\Ctrl2Cap 」。
フォルダを移動出来たら「 ctrl2cap.exe /install 」でインストールを実行します。
Ctrl2cap successfully installedと返事が帰ってきてインストールに成功。You must reboot for it to take effect.ということで再起動することで設定が反映されるようなので再起動しました。
これでCapsLockキーがCtrlとして機能するようになりました。(*もともとのCtrlをCapsLockに入れ替えたわけではないので、多くのキーボードではキーボードの左側に2つのCtrlがある状態になっているはずです。)
アンインストールは展開したフォルダでctrl2cap.exe /uninstallを実行することでCtrl2cap uninstalled. You must reboot for this to take effect.と結果が返ってくるので再起動することでCapsLockがCapsLockとして機能するように戻っていました。
*この設定を行ったパソコンはDellのノートパソコンでWindows10からWindows11へアップグレードしたものになります。