iPhoneとiPadのブックマークが同期されない問題
iPhoneとiPadのウェブブラウザとしてSafariを使っているのですが、2台の間でブックマークの同期が上手くいかず同期されない状態になってしまいました。このままiPhoneとiPadのブックマークの内容が同じになっていないのは不便なのでしっかり同期されるように修正しました。
ブックマークがずれる原因は同期できていないから
iPhoneとiPadはどちらもiCloudの設定で確認してもSafariの同期はオンになっているのですが、いつの間にかiCloudを介して同期されない状態になったことによって2台のブックマークが異なる状況になったようです。
正常な状態にするために一度、ブックマークの同期を解除して、再度同期させるように操作しました。
Safariブックマークの修正方法 同期させるためにする手順
実際に私がズレが生じたブックマーク修正した方法は基本的に手動で2つのブックマークを合わせることです。
毎日使うスマホのブックマークはプライバシーの塊のようになっています。(私の場合は銀行、カード会社といったお金に関するもの以外にも、氏名や住所がわかるようなブックマーク名があったり・・・)
そういったものなのでアップルが用意しているアプリ以外にSafariのデータを読み取らせる気がないので手動で修正するという判断をしました。
結局、手動で直すしかないんでしょ!となった時に把握しておかなければいけないことがあって、それは今どの端末のSafariブックマークがiCloud上で同期、バックアップされているのかということです。
(2台のブックマークがそれぞれiCloud上にバックアップされているわけではなく、どちらか1つだけのようです。*同期をオフにした後、もう一度オンにしたときに、もう1台の端末のほうのブックマークがダウンロードされてきたので、iCloud上には1つブックマークがあるものと判断しました)
そこを把握しておかないと困ったことになります。例えば今iCloud上にあるブックマークのデータがiPhoneのものだとすると、その状態でiPadを操作してブックマークを同じように修正しても、iCloudの同期が正常になるときにiPhone側のもので上書きされることになってしまって作業が無駄になってしまいます。
だから修正作業を開始する前に、現在iCloud上のブックマークがどちらのものなのか特定する必要があります。特定するためにはパソコンや、もう一台のiOS端末が必要になりますので何もない場合は、ブックマークの差異をメモしておいて正常にiCloudの同期が機能するようになった後もとに戻すことになります。
iCloudの同期を再度設定する
iCloudの同期を再び正常に動かすだけなら、1台ずつ端末のiCloudメニューのSafariの同期設定をオフ。その時に「iPhone上の、以前同期したiCloud Safariのデータをどうしますか?」の問いに「iPhoneに残す」ではなく「iPhoneから削除」を選べば、そのiPhoneでのブックマークはすべて削除され真っ新になります。
そしてもう一度Safariの同期をオンにすることでiCloud上のブックマークがiPhoneに設定されます。
そこで全く同じブックマークがセットされたらiCloud上にはその端末のブックマークがバックアップされていたと判断できると思います。(何のブックマークも端末にセットされてこなかった場合は、iCloud上にバックアップされていなかったか、もっと別のエラーが発生しているということになるかと思います。)
Safariのブックマークをエクスポートする – バックアップのためにも
iPhoneやiPadからSafariのブックマークを出力する直接的な方法はないようなので、iCloud for Windowsを使うことでパソコンにiCloud上のSafariのブックマークデータを持ち込むことができます。
・Windows 用 iCloud をダウンロードする – アップル
・WindowsコンピュータでiCloudブックマークを設定する – アップル
アップル公式サポートの説明書がわかりやすいです。
Safariのブックマークのバックアップ
Safariのブックマークをバックアップする方法としてiTunesで端末を丸ごとバックアップする方法があります。safariだけとはいかず端末を丸ごとバックアップすることになるので今回は採用しませんでした。
作業全体の流れ
2台の端末間でSafariのブックマークを同期させるために
1. ブックマークの違いを確認する(Windows機へブックマークのエクスポート)
2. 同期できていない端末のiCloudメニューからSafariの同期を無効にし、再度有効にする
3. 正常に同期するようなったことが確認出来たら、同期されていないほうの端末に合った消えたブックマークを追加する
それで解決ということになりました。
正確に作業するにはどうすればいいだろうと考えてそういった方法をとりましたが、2つのブックマークの差がまだ大きくなく違いを自分で認識できているなら、どちらかの端末のiCloudの同期からSafariを解除してみて、再び同期すれば残っているブックマークがiCloudから端末にダウンロードされてきます。同期されていないほうの端末のブックマークを端末から削除して、同期されているほうの端末のブックマークに合わせるので、1/2の確立を外しても1回作業が増えるだけなのでそれでもいいと思います。・・・文字にするとややこしい・・・
こうなった原因として思い当たるものは、長期間iCloudでブックマークが同期できていない状態で2つの端末のブックマークがそれぞれ変化したことで、同期するべき同じであるべきブックマークとして判断できなくなったのかなと考えています。
iCloudの容量不足の状態でもブックマークの同期はほぼリアルタイムで動いていることが多いので原因の特定はできてません。手動で修正するしか方法がないようなので早めに対処したほうが苦労は少ないと思います。
*ブックマークの件数がフォルダ500件以上ある場合は並び順、完全に順序は揃わない仕様になっているようなので、そこは同期が上手くいっていないというものではないようです。
使っているApple製のデバイスが増えてくるとデータのバックアップや管理のために新しいMacBookが欲しくなってきます。欲しい・・・