YouTubeに接続できない問題が再発したので解決
Killer WiFiのネットワークカードを搭載しているパソコンで忘れたころに起るYouTubeに接続できなくなる問題。YouTubeに「インターネットに接続してください」と表示されてしまいます。他のサイトはだいたい繋がっていて、一部ゲームで再現性のないエラーが出ることがあるくらいです。
以前はKiller Control Centerの設定で通信制限を無効にすることで解決できていましたが、最近のアップデートで、そもそも設定画面にすら入れない様になっているので再び問題に対処しました。
手軽な対処方法
原因となっているのはKDBM(Killer Dynamic Bandwidth Management)というプロセスのようです。このソフトでYouTubeへの通信が制限されています。そんなKDBMなんですがKiller Network Serviceという別のプロセスから呼び出されることで動き出してしまうので、止めるべきはKiller Network Serviceのほうになります。
どちらのソフトもWindowsのサービスで動いているのでそちらの管理ツールから無効に変更してもいいのですが、ゲーミングPCで使っていてもこのソフトにメリットを感じたことがないので、実行ファイル名を変更して起動できない様にしました。(厄介なことにこのソフトをうまく最小限のドライバだけを残してアンインストールしてもWindowsアップデートで再インストールされてしまいます。他のサードパーティ製のソフトのアップデートも無効にするわけにはいかないので今回のような扱いにしました。)

具体的には、C:\Windows\System32\drivers\RivetNetworks\KillerというフォルダにあるKillerNetworkService.exeの名前をKillerNetworkService.exe.bakなどと拡張子を変更しました。
そしてWindows11を再起動するとKiller Network Serviceのプロセスは起動しない様になっていました。
Windowsの管理ツールから使わないサービスを起動しない様にしてもいいのですが、結局使わないなら同じことなので簡単でわかりやすい方法。とりあえず、原因のソフトがバックグラウンドで起動できないようにするというのが私がとった対処方法です。(*Windowsアップデート(version 22H2)をしたら、勝手にサービス設定で無効や手動に変更していたものが、自動に戻っていることもあるのでむしろファイル名を変えておくほうが手間がかからない)
Windowsアップデートを行った後に、時々思い出したようにYouTubeに繋がらなくなります、そしてそのたびにこの記事を書いたことを思い出します。