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選び方と予算を考えながら新しいノートパソコンを買ったメモ

選び方と予算を考えながら新しいノートパソコンを買ったメモ

おすすめのパソコンって難しい

最近ノートパソコンを発注しました。新しいノートパソコンをほどほどの金額で買おうと考えるとあまりこだわった選び方はできないと感じました。
予算が沢山あれば、上位のCPUや高額なGPUを搭載したモデルを選ぶといったことに限らずディスプレイやキーボード、もちろん見た目にも格好いい物を選べばますが、10万円くらいまででなんとかしたいと考えたときには、色々なパソコンメーカーから多くの機種が出ていますがどれも同じようなもので、性能面からはあまり選択肢が多くないと思いました。

重視したほうがいいスペック

10万円以下で新しいノートパソコンを買うことを考えた場合、液晶ディスプレイやキーボードの質にこだわるのは難しくて、CPUの違いくらいしか選択できないのが現状だと思います。なぜなら多くのパソコンメーカーが4K対応の解像度や発色の優れた高色域の高品質なディスプレイを搭載しているモデルを高価格帯の上位機種に設定しているからです。
これはベンチマークなどでわかりやすい性能差として数字が出てくるものがCPUの演算能力であったりするのでスペックで他社に負けていると売りづらくなるという事情があるのだと思います。

ディスプレイが高品質で搭載されているCPUも高性能といったものが10万円以下の価格で販売されているものを見つけられないので、結局重視するべきスペックはCPUの違いになると思います。

AMDのRyzenかIntelのCore i5のどちらを選ぶのか

搭載されているCPUからノートパソコンを選ぶ場合、今ならIntelの第11世代のCore i5か、AMDの第2世代、第3世代のRyzenが搭載されている機種から選ぶことになりそうです。(Core i7のものが安く売られているならそれはお買い得だと思いますが10万円以下ではあまり見かけない。)

今だと値段に対して性能が良さそうなRyzen 5 5500uを搭載しているものがいいと思いました。CPUのランクを1つ上の物にすると1万円、2万円という値段の違いがでてくることが多いですが、正直に言うとカジュアルな用途(たとえば、Google ChromeでニュースサイトやSNSを見たり、YouTubeで動画を視聴したりするようなもの)では違いはないと考えています。ベンチマークソフトなどで計測して数字に差はあっても、このパソコンはCore i5を搭載しているか、上位のCore i7を搭載しているか当ててみて!とテストされたらまずわからないと思います。そういった負荷が比較的軽い用途に対してはすでに現在のパソコン用CPUは十分な性能を持っているというところまで来ているのでしょう。

じゃあどういうところで違いが出るのかというと、動画のエンコードなど負荷の高いもので10分かかるところが7分、8分になることを期待できるといったところになると思います。簡単にはパソコンに搭載されている冷却ファンが勢いよく回りだしてその状態が5分、10分と続くような作業を行う人にはより上位のCPUは選ぶ理由、予算を積み増す価値は高くなると思います。

最近CPUはRyzenがいいとよく言われていて性能や消費電力などで実際にその通りだと思います。じゃあIntelのCPUはダメなのかというと第11世代のIntel Coreシリーズはそんなに悪くもなさそうな機能を持っています。Intel QSVの動画のエンコード支援機能は使う人は使うというもので関係ない人は関係ないといったものですが、第11世代CPUの動画の再生支援機能にはちょっと見るべきものはあると思いました。YouTubeを見るときに今再生されている動画のコーデックが何なのかといったものは気にしない人が多いと思いますが、現在はVP9というコーデックが主に使われています。しかし比較的ネットワークに余裕がありそうな日本国内からのアクセスであっても、既にいくつかの動画でAV1という次世代コーデックで再生されることが確認できたので、第11世代のCoreからAV1コーデックの再生支援機能がついているのは良いなあと思ったりしました。

とは言ってもノートパソコンに搭載されている液晶パネルがフルHD解像度(1920×1080ピクセル)だと、再生する動画もフルHDの解像度でいいので、そのくらいの解像度ならCPUのパワーが十分なら問題にはならないので、販売価格がRyzen搭載のものより上なことが多いIntelモデルをあえて選ぶ理由にはならないと考えて、現状はRyzenのほうがいいと考えました。

まとめ

結局のところ10万円以下でノートPCを買いたいとなるとあまり多くのことを望むのは難しいと思います。いろいろなノートパソコンが販売されていてそのなかで選ぶならRyzen 5 5500uを搭載しているものが値段に対して少し性能が良さそうな仕様になっていたというだけで、他に重視したい仕様があればそちらを優先するのがいいでしょう。

New Inspiron 14 AMD プレミアム(5415)を買うことに決めたときの理由
・CPUの性能が良さそう
・シンプルなデザインで価格が安いパソコンでもあまり安っぽく見えない
・ノートパソコンの左右どちらにもUSBポートがあって使い勝手が良い
どれも絶対にこの機種じゃないとダメという理由でもないので、買おうと思った時点で同じようなスペックのもっと安いものがあればそちらにしようと考えたと思います。

・・・

そんな予算に縛られた選択肢ばかり眺めているうちに欲しくなってきたのがMacBook Air。ARM系のM1チップになったのが欲しい、Apple製品だから見た目も作りもいいので、もうMacにしてしまおうかと思ったものの何のためにパソコンを買うつもりだったのか思い出して諦め。(Windowsでしか使えないソフトウェアのライセンスが多数あるので買いなおしになるとさらにお金が必要になるので)

なぜかゲーミングPCへ

10万円以下のノートパソコンを買うなら、DellのInspiron 5415で良さそうよね~現時点ではたぶん後悔の少ない選択肢だ~と決めてカートに入れるところまでいったのですが、無難な選択すぎてパソコンそのものに興味を持てなさそうだったので15万円以上するゲーミングPCを発注しました。
*興味を持てなさそうなんて書きましたが、仕事に使うにも遊びに使うにも目的とした作業ができるのであればパソコンの部品に興味を持つ必要なんてないと考えているので、パソコンそのものに興味を持てないなんてのはそれでいいと思っています。そういう意味でDellの売れ筋モデルは実用的に優れたものが多い印象を持っています。

Inspiron 5415の性能があれば専用のGPUが必要になるようなもの以外、多くの作業をまずまずの速度でこなせる。持ち歩けるサイズだし価格も安いし良いお買い物をしたはずだったんですが、気がついたらゲーミングノートパソコンを買っていました。
軽く10万円を超える価格、演算性能が高いことは間違いないので使ってみると性能には満足できるのは間違いないですが、何が衝動買いに導いたのかちょっと考えてみようと思います。

欲しいものはたくさんあるので、パソコンは安く抑えて高性能になったiPad Proに買い替えちゃおうと考えていたのに・・・

ゲーミングパソコンが欲しくなった理由 つづく