お昼間なのに急に空が暗くなってきて、ゴロゴロ、ドーンと雷の音がしていました。どこかに雷が落ちているということでも、家の中にいれば人間は安全ですが、電線を伝って高い電圧の電気が流れ込んでくることが起こり得るので、雷サージ対応の電源タップT-K6A-2625WHを新しく買いました。
落雷とパソコン故障のリスクを考える
通常、家庭用のコンセントから取る電気の電圧は100ボルトですが、落雷によって流れ込む電圧は数千ボルトになることもあるということで、そんなのが流れ込むと家電の故障原因になります。
特に落雷に対して対策したほうが良い家電製品は、値段が高い物という決め方もありますが、私はパソコンの優先度が高いと思っています。パソコンの中には色々なデータが入っているという事もありますが、壊れたときに買い替えるだけでは済まず、データの復旧作業に時間がかかるからです。
これまでも雷サージ対応の電源タップを使っていたのですが、対応している電圧が2500Vか3000Vくらいのものだったと思います。
今回新しく買った電源タップは最大サージ電圧が12500Vという高い性能のサージ吸収素子を搭載しているものになります。
使い勝手のいい電源タップ – コンセント間隔が良い
落雷に対しての、雷ガードの効果が実際にどの程度のものなのか試すことはできないですし、効果を発揮するような事態にならないほうがいいので、電源タップの雷ガード機能は2000円で入れる保険程度に考えておきます。
実使用の環境で電源タップの使い勝手を左右するのは、個別にオンオフを切り替えられるスイッチと、コンセントとコンセントの間隔だと思います。
全部で6口のコンセントがついていて、1か所は間隔が広くなっていて大型のACアダプタを取り付ける場合に役に立ちそうです。
間隔が広い場所は1か所だけなのですが、残りの5か所のほうも実用的な間隔になっています。左のUSB充電器はiPadに付属していたもの。右側は高速充電器の定番と言えるAnker Nano II 65Wです。
おそらく使っている人が多い充電器の組み合わせだと思いますが、隣に並べても干渉することなく使えました。
日ごろからバックアップを取っておくことも大事ですが、常時完全なバックアップを作るのは難しい。今回はすごく雷が鳴っていて、不安を感じたので電源タップを雷サージ耐圧12500Vの物に買い替えたという話でした。
必要性は高いけれど性能を体感することが難しい分野の製品ですが、雷サージ対策の電源タップの購入を考えている場合の選び方は最低限、何ボルトのサージ電圧に対応しているのか仕様は確認したいです。