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Microsoft PowerToysでCaps lockキーとCtrlキーを入れ替えようとしてみたけれど

Microsoft PowerToysでCaps lockキーとCtrlキーを入れ替えようとしてみたけれど

Microsoft製の色々できる便利ツール Windows11

私がCtrlキーとCapsLockキーの配置を入れ替える理由はよく使うCtrlキーを押しやすい場所に移動したいということです。キーボードのキー配置を変更する方法はレジストリをいじったりカーネルモードドライバをインストールしたりと色々な方法がありますが、もっとお手軽にできないかな~とMicrosoftの開発者向けサイトを覗いていたら便利そうなソフトがありました。PowerToysという名前のソフトでMicrosoftが作っているものです。

PowerToysをダウンロードからインストール

PowerToysをインストール Microsoft PowerToysでCaps lockキーとCtrlキーを入れ替える

インストールはMicrosoft PowerToysのサイトからInstall PowerToysのリンクをたどってPowerToysSetup-0.47.1-x64.exeのようなものをダウンロードすることができます。OSはWindows10とWindows11のどちらにも対応しているようです。Windows11の場合はスタートメニューからMicrosoft Storeアプリを起動して、powertoysを検索すれば出てきます。どちらからインストールしても同じもののようでした。

CtrlとCapslockを入れ替える設定をする

キーの再マップ Microsoft PowerToysでCaps lockキーとCtrlキーを入れ替えよう

今のところPowerToys (Preview)というアプリ名になっています。アプリを起動した後、Keyboard Managerのメニューでオンに切り替えて有効化します。そしてキーの再マップをクリックします。

入れ替え先を選択 Microsoft PowerToysでCaps lockキーとCtrlキーを入れ替える

ここから実際に入れ替えるキーを選択していきます。今回はCapsLockキーをCtrlキーに。CtrlキーをCapsLockキーに入れ替えます。+ボタンをクリックします。

Caps Lockを選択 Microsoft PowerToysでCaps lockキーとCtrlキーを入れ替える

現れたメニューからCaps Lockを選択します。

Ctrl(left)を選択 Microsoft PowerToysでCaps lockキーとCtrlキーを入れ替える

次にマップ先のメニューからCtrl (Left)を選びます。これでCaps LockキーとCtrlキーの入れ変わることになります。

キーマップの編集完了 Microsoft PowerToysでCaps lockキーとCtrlキーを入れ替える

同様にCtrl (Left)のマップ先にCaps Lockを設定しました。設定が決まったのでOKを押して完了します。

Microsoft PowerToysでCaps lockキーとCtrlキーを入れ替える

設定されたキーの再マップを確認して問題なければログオフ、または再起動します。このソフトはログインした後に入れ替えが機能するタイプのようです。

CapsLockキーやCtrlに限らず色々なキーを入れ替えらえるので他のあまり使わないキーを入れ替えてしまうこともできると思います。

うまくいかないパターン VK240によるもの エラー

VK240キーを選ぶ Microsoft PowerToysでCaps lockキーとCtrlキーを入れ替える

キーの配置の入れ替えがうまく機能してくれないときがありました。どうして上記の設定ではうまくいかなかったのかというとCaps Lockと表記されているキーボードでも内部的にはVK240という名前が割り当てられている場合があるようです。

キーの種類を取得する Microsoft PowerToysでCaps lockキーとCtrlキーを入れ替える

種類という表示の部分がクリックできるボタンになっているので、種類をクリックします。現れた「選択したキーボードのキーを押してください」という案内に従って対象のキー(今回はCtrlキー)を押すことで、押されたキーがVK240という名前なのだとわかりました。

そういうわけでCaps LockではなくVK240を選択することでCapsLockキーとCtrlキーの入れ替えが機能はしました。設定としてはこれで終わりになります。

*私が試してみたバージョン0.47.1ではちゃんと動いてくれませんでした。入れ替え自体は機能していてCapsLockキーがCtrlキーとして動くことは確認できました。しかしどんな不具合が現れたのかというと、マウスのスクロールボタンを使ってディスプレイをスクロールしようとすると拡大縮小になってしまったり、キーボードのPを押すとプリンターのショートカットになっていて印刷画面に移ってしまったりしました。この動作はもともとのWindowsのショートカットでCtrlキー+マウスのスクロールボタンは拡大縮小。Ctrl+Pでプリンターで印刷するという設定になっているものが動いていることになります。つまりはずっとCtrlキーが押されているような状態になってしまって、色々なファンクションが動いてしまいました。これが私のパソコンでだけ発生するのか、まだPreviewという段階によるものなのかよくわかりませんがおそらくPreviewが取れるころにはそのうち私のパソコンでも動くようになるものだと思います。
*この設定を行ったパソコンはWindows11へアップグレードしたDellのゲーミングパソコン G15です。

上手く動作しなかった場合は
とりあえず別の方法でCapsLockキーをCtrlとして使っています。

*もう一つ別の解決方法としてはハードウェアで入れ替えるスイッチがついているキーボードというのもありだと思います。(たぶん一番簡単な方法。自分のキーボードを使わせてくれる環境ならOSの管理者権限なしで使いたい場合にも都合がいい)

ドイツCherryのメカニカルスイッチを採用したキーボード、快適にお仕事するために欲しいから買って~と言えばすぐにくれる上の者欲しいな~