適合するメモリ規格はDDR4 SODIMM
Lenovo直営ストアでカスタマイズして発注していた新しいパソコンのThinkCentre M75q-1 Tinyが届いたので、分解して色々とアップグレードしました。
中でも、まずパソコン買ったらやることと言えばメモリの増設でしょう。そんなわけで増設用にCrucialのメモリを注文していました。
今回買ったパソコンThinkCentre M75q-1 TinyはCPUにAMD Ryzen 5 Pro 3400GEを搭載しているので高性能ですが、さらに搭載されているメモリの容量が増えると色々な作業を同時に実行して負荷がかかったときにパソコンの性能が落ちにくくなります。効果を実感できやすいアップグレードです。
Cruicial PC4-21300(DDR4-2666) 8GBを選びました
ノートパソコン用として販売されていることが多いメモリですが、筐体の容積が小さいスモールデスクトップでも使われていることがあります。ThinkCentre M75q-1 TinyでもSODIMM規格のものが採用されていました。
今回、わたしが購入した構成のThinkCentre M75q-1 Tinyではメモリ(DRAM)は8GBx1枚だったので、もう1枚8GBのメモリを追加して合計16GBにしました。
分解していく前に、通電させてる状態のまま分解するのはまずいので、安全のために電源をオフにしてACアダプターは外しておきましょう。
分解の手順 – ThinkCentre M75q-1 Tinyはカバーを開けやすい
外すネジは1つだけ – ケースの内部へ
ネジを外す個所は1か所だけです。後はスライドさせることで分解できます。
中央部分にある大きいネジと小さいネジの大きいほうのネジを外しました。
こんな感じにスライドさせることで内部を見ることができるようになります。
最初はスライドさせるのにちょっと固かったりしましたが、筐体はしっかりした作りで加工の精度もいいと思います。
マザーボードやCPUのファン、2.5インチのドライブベイなどがあります。しかし、メモリを増設する場所はこちら側の面にはありません。マザーボードの裏側にあります。
背面のスライドカバーを外す – メモリスロットやNVMeスロットへアクセス
パソコンを裏返して、今度は背面のスライドカバーを開きます。これでようやくメモリを増設するスロットが見えるようになります。
メモリを取り付けるためのDRAMスロットが2か所と、右側にNVMeのSSDが取り付けられたスロットがあります。NVMeのスロットが大きいのでM.2 (Type2280) SSDの規格サイズの大容量なSSDに換装できそう。(私のM75q-1に初期搭載されていたメモリDRAMはRAMAXEL製、NVMeのSSD(Type2242サイズ)はWestern Digital製でした。)
空いているDIMM2スロットにメモリを取り付け
空いているメモリスロットのDIMM2にメモリを差し込みます。
差し込んだ後は、すでに取り付けているメモリと同じようになるように寝かせていきます。カチッとはまります。
カバーをつけて元通りにすれば、それでメモリの増設、取り付け作業は完了となります。
空いているスロットが埋まり、収まっているメモリを見るとなんだか満足感が得られます。半導体っていいですよね。
まとめ – メモリの増設は容易で効果的
小さいサイズのデスクトップですが、メンテナンス性の良さのレビューとしてはとても良好です。パーツの取り付け作業の難易度はすごく簡単だと思います。
最近のノートパソコンよりもパソコン内部へのアクセスがしやすく、外すネジは1本のみ。
そしてカバーをスライドさせるだけで内部のメモリを取り付けるスロットが見えるので、すごく扱いやすくメンテナンス性が高いです。
バックグラウンドで動いているアプリがあったりと、沢山のアプリを同時に実行している状態になるのは良くあることなので、メモリの増設は効果を体感できやすいのでお勧めのアップグレードです。
増設するメモリの選び方 – おすすめのメモリ
今回は大手のメモリメーカーであるCrucial製のメモリを選びました。シェアの大きなDRAMメーカーのものを選んでおいたほうが相性問題などのリスクが少ないと考えて、メモリ製品で有名なMicronの子会社のCrucialなら大丈夫だろうという選択です。
DRAMシェアの高い会社のメモリが使えないなんて問題があればその影響は大きいでしょうから。
容量は16GBを選ぶのも選択にあったのですが、とりあえず8GBを取り付けて足りないようなら16GBに乗せ換えようという考えで8GBのメモリにしました。将来的には16GBx2枚で合計32GBを搭載してさらに性能向上もありかなと思います。CPUのRyzen5 PRO 3400GEの性能がいいので十分に強化しても応えてくれるパワーがあります。
写真や映像の編集をたくさんする人はメモリの容量は多いほうが快適になるので、いくらでも搭載したいものです。
初期搭載されているものが、PC4-21300 DDR4 SDRAM SODIMMの規格なのでこだわりのある人は好きなブランド、容量でメモリ選ぶというパソコンいじりの楽しみ方もいいかもしれませんね。
CFD販売 ノートPC用メモリ PC4-21300(DDR4-2666) 8GB×1枚 260pin (無期限保証)(Crucial by Micron) D4N2666CM-8G
CFD販売 ノートPC用メモリ PC4-21300(DDR4-2666) 16GB×1枚 260pin (無期限保証)(Crucial by Micron) D4N2666CM-16G
Trancendも定番のメモリメーカー
ほかにはTrancendのメモリも定番ですね。よくノートパソコンのメモリ増設にTrancendを使っていました。メーカーが互換性を検証し、そのリストをウェブサイトに公表している信頼度の高いメーカーの一つだと思います。(リストにLenovoのThinkCentre M75q-1 Tinyの名前がありました。)