意外に重要だった4K放送に対応している分波器
分波器を買い替えました。新しくBS4K、BS8K、CS4Kに対応したテレビ用の卓上ブースターNAVBC22SUE-BPを購入したのでそのときに併せて購入したもの。4Kで使う周波数に対応したものを使ったほうが信号の減衰が少ないようなので、ブースターを使うくらいなんだからそれも必要ってことで、DXアンテナのMBUMWS(B)という分波器を選択。
MBUMWS(B)とMBUMWS(P)の違い
お手軽に使えるケーブル一体型のものが欲しかったので、いくつか見てみてMBUMWS(B)に決めたものの似た品番のMBUMWS(P)というものもあったのですが、スペック表を見ても違いは見当たらず、製品の見た目にも違いが判らなかったので、パッケージ違いの同一品だろうと判断して安かったMBUMWS(B)を購入しました。
分波器からテレビまでの信号線が一体型タイプ。F形プラグのものはがっちり固定できるので接続が緩みにくく安心です。
信号レベルが向上した!というより減衰を防げた?
分波器を入れ替えた結果、テレビで表示できる信号強度が36ほどだったものが59となりました。
どうして分波器を買い換えようと考えたのかというと、多くのチャンネルでは信号強度、信号品質が高水準で全く問題はなく、一部のBSチャンネルのみ信号が低いという状態だったからです。
以前のBSでは2000MHz程度までの周波数を利用していたようですが、新しい4K放送では3224MHzまで使うようなので、古い分波器を流用していて4K8K放送の高周波数に対応している分波器に交換してなかったので、ブースターと一緒に購入しました。
結果としては分波器の交換で信号の減衰を大幅に改善できたようで、ブースターはいらなかったかもしれないくらいにテレビが受信している信号レベルが向上。(*一緒に買ったブースターも合わせて使うと信号強度は63まで上昇)
4K放送に対応していないパーツでも全くダメというわけではないので買い替えを渋っていたわけですが、4Kの信号に対応してない分波器で大幅に信号が減衰してしまっている場合もあることがわかったので、そこそこお値段のする4K8K放送対応のブースターを買う前に、分波器や分配器、ケーブルなど、どこか問題のある箇所がないかチェックしたほうがいいんじゃないかと思いました。