Amazonのノイズキャンセリング機能があるワイヤレスイヤホン「エコーバッズ」のファームウェアをアップデートしました。アップデートしたとはいっても特別な操作が必要なわけではないので多くの場合、自分で何かする必要はなく自動的にアップデートされるようになっています。
いつもスマホでEcho Budsを使っていて、そのスマホにAlexaアプリがインストールされている場合はやるべきことは特にないです。
私は普段はパソコンでEcho Budsを使っているので今回、新しいソフトウェアのアップデートのために対応しました。わたしがアップデート作業に使用したスマホはiPhoneです。
ソフトウェアアップデートは蓋を閉じているときに行われる
アマゾンのイヤホンには、いくつかバージョンがあるのですが、私が持っているのは第2世代Echo Budsでワイヤレス充電には非対応のケースが付属しているものです。ワイヤレス充電ケース付きのEcho Budsもあるので同じ方法でいけるかは試していないので不明です。
イヤホンのアップデートが開始される条件
自動的にアップデートされるようになっているとはいえ、一定の条件を満たさないとアップデートされないようにはなっています。Echo Budsをスマホやタブレットで使っていて、そのスマホにAlexaアプリもインストールされているなら何もアップデートのための操作はすることなく、イヤホンをケースにしまって充電器に接続したときに、どこかのタイミングで新しいソフトウェアがインストールされるはずです。
Alexaアプリをインストールしていなかったり、パソコンで使っている場合は、Alexaアプリのインストールされているスマホに接続する機会を作らないとEcho Budsイヤホンが最新のソフトウェアにアップデートことはないです。
アップデートの仕様、挙動 – わたしの推測
Echo BudsのアップデートはAmazon Alexaアプリを経由して行われます。このAlexaアプリはEcho Budsを最初に使うときにアクティベーションする必要があったので、イヤホンを使っている人はすでにインストールしていると思います。もし削除してしまっていてもAppストアから再インストールできます。
Alexaアプリが最新のソフトウェアをアマゾンのサーバーからダウンロードし、それがイヤホンに転送され(無いと思ってたけど充電ケースもBluetoothで接続されてたりするっぽい、ケースのバッテリーの減りが早すぎる原因かも。ちょっと謎)、イヤホンが充電ケースに入っているときにアップデートが始まるようになっていると思われます。(*スマホとイヤホンが接続されている間にアップデートされることがなかったので、どうやら充電ケースを介してアップデートされるようになっているのだと判断しました。)
充電ケース内のバッテリーも充電されている状態になることがアップデートに必要な条件の1つになりそうです。
ここでAlexaアプリにアップデートボタンなどがあって、任意でイヤホンのソフトウェアをアップデートを開始できるなら、わかりやすかったのですがアップデートボタンなどを見つけれられなかったので、自動的に始まるアップデートを待つことになります。
Alexaアプリをインストールしているスマホと、USB充電器に繋いでいるEcho Buds充電ケースにイヤホンをいれ、ケースの蓋を開けたままBluetooth接続を維持してしばらく待っても、アップデートは開始されませんでした。おそらくアップデートするソフトウェアのダウンロードはその間に完了するようになっていますが、イヤホン内のソフトウェアの更新が開始されるトリガーは別にあります。
スマホとイヤホンを接続したまま放置していてもアップデートされなかったので諦めて、イヤホンの蓋を閉じました。蓋を閉じることでBluetoothの接続は一旦切れるになっていますが、おそらくそれがアップデート開始のトリガーになっていると思います。
Echo Budsソフトウェアのバージョンを確認する方法
時間にして1時間くらいは放置していたのですがその間にイヤホンのファームウェアアップデートは完了して、最新の状態になっていました。
2023年2月時点での最新のEcho Budsソフトウェアバージョンは603267242のようです。
現在のソフトウェアのバージョンを確認する方法について、AlexaアプリでEcho Budsの設定メニューから「一般 – その他」と辿ることでデバイスのソフトウェアバージョンを確認できます。同じ画面でシリアル番号もチェックできます。
重要なソフトウェアアップデートや新しいソフトウェアアップデートのお知らせが来て、イヤホンをアップデートしても何が変わったのか違いがわからないので、それほど気にしなくてもいいアップデート内容な気がします。
Echo Budsアップデートの方法 – なるべく早くしたい場合のまとめ
自動で始まるのを待つしかないとはいえ、なるべく早くアップデートしたいなら、アップデートが始まる条件を満した状態を積極的に作るのが良いと思います。私の実体験と推測による具体的なアップデート手順は
その1,USB充電器に、イヤホンの充電器を接続する。
その2,イヤホン充電器にEcho Budsイヤホンをセットする。蓋は開けたまま。
その3,AlexaアプリがインストールされているスマホにEchoBudsをBluetooth接続する。
その4,Alexaアプリを起動する。
Alexaアプリがバックグラウンドに回らないほうが早いかもしれないので、そのままスマホを触らない。イヤホンソフトウェアのダウンロードはそれほど時間がかからないはずなので10分くらい放置すればいいんじゃないかと思います。(Alexaアプリを起動してから何分くらいでサーバーから最新のソフトウェアを取得してきて、次のフェースであるアップデートを実行できる状態になるのかハッキリとわからないので、アップデートが完了できなかった場合はここが原因の可能性が高くなると予想しています。)
その5,ケースの蓋を閉じて1時間くらい放置。
この時スマホとイヤホンのBluetoothの接続は切れるので、スマホ側のBluetoothはオフにする必要はない。
もう一度書いておきますが、普通にスマホでEcho Budsを使っている人は、Alexaアプリがスマホにインストールされているなら何もアップデートに向けた作業を行う必要はないと思います。スマホでイヤホンを使っていて、充電器でケースを充電することで条件は満たせるわけですから気にしなくても、アップデートできる状況になれば自然とアップデートされ、常にソフトウェアは最新の状態になってるんじゃないでしょうか。
日頃、Echo Budsをパソコンで使っていて、なるべく早くアップデートしたいと考えて、色々試した結果、こうすればEcho Budsイヤホンのアップデートが開始されるというアップデート手順を書いているものです。イヤホンの挙動を考えて推測した部分があり、もっと上手い手順が見つけられたら記事を更新します~