夏の日差しが厳しくなってきました。特に午後3時くらいから夕方になると西日が強く差し込んでくる部屋にいると、エアコンをつけたりしないと部屋の温度がぐんぐん上がってきます。そこで遮光、遮熱して太陽のエネルギーが部屋に入ってこないような対策をしました。
いくつか断熱カーテンや遮光カーテンを買ったものの中で、西日対策として効果が高かったのがフォーラルのエコスクリーンロングでした。
販売ページの商品名の表記がバラバラでわかりづらかったです。
「フォーラル 冷気ブロック 温度差-19.2℃ 室内用スクリーン UV・遮光共に98%カット エコ スクリーン(幅90X丈120cm)」や
「フォーラル 電気料金値上げ対策 夏の日差しをブロック 遮熱 温度差-19.2℃ 室内用スクリーン UV・遮光共に98%カット エコ スクリーン(幅90X丈210cm)」
となっていますが、長さが120cm、210cmという違いだけで商品の質感などは同じでした。
エコスクリーンの効果 – 西日対策性能は高い
性能をチェックするためにロールカーテンの奥側にエコスクリーンを設置した部分と設置していない部分を作って、表面温度を測定しました。(ロールカーテンは部屋側が白、窓側はグレーという色になっています。)
7月上旬の晴れていたり急に雨が降ったりする気象条件でしたが、太陽が出て西日が強い状態がしばらく続いたタイミングで効果を調べてみました。
エコスクリーンが無い場所はそのまま太陽光線がカーテンに当たっているわけですが、カーテンの表面温度は41℃にもなっていました。エコスクリーンがあるほうは、太陽光がエコスクリーンに遮られたようで32.5℃という数値でした。ここまで違うとロールカーテンを手で触っただけでも温度の違いは分かます。
エコスクリーンってどういう物なのかというと、スクリーンの片面がアルミになっていて光を反射するようになっています。
西日のように窓から入ってきた太陽光線で部屋の中にある物も暖められてしまうと、例えば今回温度を測定したカーテンなどが熱源になってしまいます。部屋の中に40℃になっている物体があれば当然そこから熱が伝わってきます。
西日に対して温度上昇を防ぐ高い効果を発揮したわけですが、あの温度差はエコスクリーン表面に蒸着加工されているアルミによって太陽光のエネルギーが反射され、入ってきた窓から出て行ってくれた結果ということになると思います。
すごく軽量でロングタイプ(90x210cm)でも重さは200g程度なので設置も容易ですが、西日による温度上昇への対策にかなり有効と言える測定結果で、断熱カーテンや遮光カーテンとして十分に実用的な性能がありました。そういうわけでかなりおすすめです。
大きさはショートタイプ(幅90x長さ120cm)もあり値段も違うので窓の大きさに合わせてスクリーンのサイズを選ぶのがいいでしょう。
サイズ | 幅90X丈120cm | 幅90X丈210cm |
エコスクリーン(ショート) | エコスクリーン(ロング) |